初心者でも分かるアロマオイル｜プチグレンの効果・効能
初心者でも分かるプチグレンの効果・効能
心をほぐし、リラックスさせてくれる香り♪
プチグレンは、パラグアイ・スペイン・フランス・チュニジアなどで栽培されているビターオレンジの葉や小枝から抽出する精油です。プチグレンの精油は現在は枝葉から抽出していますが、かつては熟す前の小さな粒状の実から抽出していた事から「プチグレン（＝小さな粒）」と名づけられました。同じビターオレンジの花から抽出されるネロリと甘さやさわやかさなどは似ていますが、ややドライであっさりとした木を思わせるウッディ―調の香りです♪ネロリ同様に光毒性がないため、日中でも安心して使う事ができます。
香りや成分が似ていながらネロリの精油よりも安価で作用も穏やかという事で、ネロリの代用品としてスキンケアや香水などの原料としても人気があります。様々な説がありますが、プチグレン２滴＋マンダリン２滴＋オレンジスイート１滴の割合でブレンドするとネロリに似た香りを作る事ができるようです。
プチグレンの効果・効能
＊心＊
～心を静め、バランスを取る効果～
プチグレンの香りは副交感神経に働きかけて自律神経を調整する働きがあるとされており、怒りやパニックを鎮めて心を穏やかにしたり、落ち込んだ心をリフレッシュしたりと心のバランスを取る効果が期待できます。中枢神経を抑制すると言われているので、時差ボケや不眠などストレスから来る睡眠障害の改善にもよいでしょう。責任の重い仕事や神経を使う作業、複雑な人間関係等の不安やプレッシャーで押しつぶされそうな時に使うと、乗り越えられる自信を取り戻させてくれる効果が期待できます。
＊身体＊
～免疫力アップや胃腸の不調などに～
プチグレンの香りは免疫力をアップさせたり、アレルギー性の咳やぜんそくにも効果が期待できると言われているので、風邪やインフルエンザのシーズンをはじめ日常的に室内芳香で使うのに向いています。他に、消化不良や胃痛・下痢や便秘など精神的なものから来る消化器関連の不調の改善にも効果が期待できると言われているので、ストレスがお腹や胃に来やすい方におすすめの精油です。筋肉のけいれんを和らげる効果も期待できるとされているので、しゃっくりや月経痛の緩和などに使うのもおすすめです。会陰部を柔軟にするため、出産時に使う事もあるようです。
＊美容＊
～美肌効果～
プチグレンは皮脂分泌が過剰になっている肌や頭皮状態を改善する効果があると言われており、ニキビ肌に悩む方や脂っぽいフケが出る時におすすめの精油です。皮膚組織の再生をし、ニキビや傷の治りを早める効果も来た記できると言われているので、シミの予防やニキビ跡のケアとして手作り化粧水やクリーム、美容オイル等で日常的にスキンケアに使うのもよいでしょう。その他、デオドラント効果が期待できるとも言われているので、アロマバスや臭い対策のミスト等で使うのにも向いている精油です。
プチグレン使用の際の注意事項
☑副交感神経に働きかけると言われているため、車の運転や機械の操作などをはじめとする集中力を必要とする場面での使用は避けましょう。
プチグレンとブレンドするのにオススメの精油
・柑橘系
ベルガモット、オレンジ、タンジェリン、マンダリン、レモン、グレープフルーツ
・フローラル系
ラベンダー、ローズ、カモミール、パルマローザ
・樹木系、樹脂、オリエンタル系
サイプレス、シダーウッド、サンダルウッド、ローズウッド、パチュリ、ベチバー
・ハーブ、スパイス系
ローズマリー、クローブ
