アロマオイル・オレンジ

初心者でも分かるアロマオイル|オレンジの効果・効能

初心者でも分かるオレンジの効果・効能

心を元気にする、甘くてフレッシュで親しみやすい香り♪

ビタミンC豊富でジューシーなフルーツとしておなじみのオレンジは樹高10mにもなる常緑高木で、インドや中国が原産の果物です。オレンジは17世紀に十字軍が戦利品としてヨーロッパにもたらしたものの1つで、その名前はアラブ語の「ナランジ」にちなんでいるとされています。現在ではアメリカ、イタリア、イスラエル、フランス、スペイン、ブラジル、モロッコ、など多くの地域で栽培されており、果実の皮の部分をギュっと搾って香りを抽出します。果実からオレンジの精油を採る他、花からはネロリ、葉や枝からはプチグレインの精油が採れます。オレンジの精油は柑橘系ならではのフレッシュではじけるように広がる甘酸っぱい香りが人気で、多くの方に好まれる香りの1つです♪
メーカーによってオレンジスイート、スイートオレンジ、オレンジ等表記が様々ですが、これはオレンジと呼ばれる果実にはスイート種とビター種の2種類があるためです。アロマテラピーの精油で使われているのは香りがより甘く親しみやすいスイート種が多く、食用でおなじみのバレンシアオレンジ・ネーブルオレンジ・ブラッドオレンジなどから精油を抽出しています。やや苦みと酸味のある香りのビターオレンジの精油も同様に使えるので、心地よいと感じる方を選ぶのがいいでしょう。

 

オレンジの効果・効能

*心*

~心をひらき、前向きで元気になりたい時に~

オレンジの香りは落ち込んだ気持ちを明るく前向きにして心を開き、不安や緊張をほぐしてくれると言われています。眠りたいのに眠れない時、ほっとくつろいだ気分でぐっすり眠りたい時に使いたい精油です。親しみやすい香りで比較的穏やかに作用すると言われているので、子供への使用もよいでしょう。リフレッシュしたい時、からだにエネルギーを与えたい時にもおすすめです。パニック障害の改善にスイートオレンジの精油が使われたという臨床も多くあるようです。

*身体*

~消化器の不調や体の冷えに~

オレンジの精油は消化器官を整える働きがあるとされており、食欲不振や腹痛・胸やけの時などにおすすめです。便秘や消化不良・腹部膨満感を感じた時にはオレンジの精油を配合したマッサージオイルでやさしく腹部をマッサージすると良いでしょう。また、発汗作用によって体を温める効果も期待できるとされているので、体の中心(体幹)の冷えを感じる時や部分的にのぼせるタイプの冷え性の方に特におすすめです。

*美容*

~肌の引き締めや頭皮ケアなどに~

オレンジには肌を引き締め、ビタミンCの吸収と同化を助ける働きがあるとされているので、脂性肌の方やニキビや毛穴、くすみなどトラブルが気になる肌におすすめです。毛根を刺激して育毛を促す働きやフケが気になる頭皮によいとも言われているため、シャンプーやヘアトニックなど頭皮ケア製品にも多く使われています。老廃物が滞って起こるセルライトの予防やケアにもよいと言われているので、マッサージオイルやスクラブソルトに配合してフットケアに用いるのもよいでしょう。

 オレンジ使用の際の注意事項

☑光毒性はないとしている文献もありますが、肌に使った後数時間は日光や紫外線に当たるのを避けた方が無難です。(特にビター種のオレンジはスイート腫よりも光毒性が強いとされているので、注意が必要です)

☑皮膚を刺激する事があるので、高濃度での使用は避けて下さい。敏感肌の人は注意が必要です。

劣化が早い精油です。開封後は湿気の少ない冷暗所で保存し、6か月を目安に使い切りましょう。

オレンジとブレンドするのにオススメの精油

・柑橘系

グレープフルーツ、ベルガモット、レモン

・フローラル系

ジャスミン、ラベンダー、ローズ、イランイラン、ゼラニウム、ネロリ、

・樹木、樹脂系系

サイプレス、ジュニパー、ティーツリー、ローズウッド、フランキンセンス、ベンゾイン

・ハーブ、スパイス系

クラリセージ、ペパーミント、マージョラム、ローズマリー、シナモンリーフ

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